【スカンクとアルマジロ】手縫いの革モノ

手縫いや手裁ちと言った手作業の特性を活かし、革アイテムを制作する【スカンクとアルマジロ】さん。
主に使用しているイタリア産レザーは、18世紀の古典的レシピを再現している工房のもの。使い込むほどに革本来の持つ地艶が上がり、革本来の経年変化を楽しむことが出来るそうです。
そんなモノづくりをしている作家が、この仕事を始めるまでの気持ちを語ります。

自分自身がまだ高校生で革の財布に興味を持ち出した頃
革小物は高価で簡単に買えるものではありませんでした。

ある時、姉からヌメ革の財布をプレゼントしてもらいます。

その嬉しさから革物がもっと欲しくなり
革のハギレを入手して、ベルトホルダーをつくってみました。
それが最初の革制作です。

知っていたのは、革は固いので、あらかじめ穴をあけてから縫うということ。
ステッチが綺麗かどうかなんて考えもせず、縫い上がった瞬間は最高の気分でした。

つくる楽しさを知ってしまったので、いろいろな物をつくるようになり
少しずつ道具を揃えていきました。

つくる楽しみの次に覚えたことが
人の為につくって喜んでもらうという楽しみ。

制作途中では、これはもう人に渡したくないなと愛着が湧いてしまうのですが
完成したものを渡して
喜んでもらえて
会うたびに使っていてくれているのをみると、本当に嬉しい。

大学を卒業してからは、ちょっと回り道をして、建築の世界で働いたけれど、
建築のように多くの人が関わって、組織で作られていく仕組みには自分には合わないと感じていました。
当時も自分の身体の中では、革職人になりたいという願望がいっぱい。
自分の頭で考えて
自分の手を動かして
ひとつのものをつくりあげる。
使ってくれる人に直接的に渡し、喜んでもらえる。
そして本当は自分が一番嬉しい。

すごく単純でわかりやすくて、自分にはこれしかないなと思いました。

そして、仕事として、自分自身で勝負してみようと革職人として歩み出しました。

始めてみて感じることは
人の温かさを感じる機会に溢れているということです。
手づくりという行為自体がその象徴のような気もします。

とにかく自分の手から生まれたもので喜んでもらいたい。
そのためにも、それに相応しいものづくりを今後もつづけていきます。

<出店期間> 1月2日〜4日

<作家のWeb> http://www.skunkworks-leather.com/