出店者紹介【 toya 】金属アクセサリーとオブジェ

金属のアクセサリーやオブジェをつくる、京都の【toya】さん。
昨年、工房兼ショップを、京都内の少し落ち着きのあるエリア、二条に移しました。
しっかりとモノづくりに向き合う時間が増えたそうです。

toyaには木という意味があります。
木という漢字を書くとき漢数字の「十」「八」と書いていくので、十八→とや→toyaとなりました。
「木」のように当たり前に根を張り、枝を伸ばし、少しずつ年輪を重ねていけるようなお店になりたいという思いを込めています。

toyaさんは造形への新たな価値を見出そうと、様々な試みをされています。
例えばここ数年の作品シリーズには、古い金槌を使って制作していらっしゃるものがあります。

全て鉄製のもの、柄が竹で出来ているもの、いつの時代かわからないもの。
知り合いの古道具屋さんで見つけたもの、ガラクタ市で見つけたもの、旅先の朝市で見つけたもの。

共通していることは
「錆びてボロボロ」
「それぞれの値段は決して高くないこと」
「実際に使用しないと作品の出来上がりのテクスチャーが判らないこと」
「人の意志とは無関係に生まれるテクスチャーがそこにはあること」

それらは全て、直感的な出会いで、手元にあります。

この錆び、なんだかイイかも知れないと思い、叩いてみる。
やっぱりイイな、という場合もあれば、思ったほどでもなかったという場合も。
違う角度、違う強度で様々試してみると、イイなと思うポイントが見つかりことも。

同じような感覚で、錆びた鉄骨や錆びた分銅などを金槌代わりに使うこともあります。
ゴミとして処理されても良いような道具に、もう一度、価値が出るのではないかという検証です。

道ばたの鉄屑にでさえ価値を見いだす場合がある。それは「価値も価値観も様々である」ということ。

気付かなかった場所に埋もれている価値を掘り出すように
ご自身で些細な価値に気付いていただけると良いなと思います。

CreFes! 2019には、全10日間の出店となります。
今回はピアスと指環の新作がたくさん出来ているそうです。

<作家のWeb> http://toya-108.com/

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