作り手の紹介 【彫金師史郎】

伝統的金工技術を活かし、地金を造形し、彫り、磨いて仕上げる。
その全ての工程を、ハンドメイドでおこない、金工のアクセサリーを制作する【彫金師 史郎】のメッセージです。

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伝統工芸品と呼ばれる品々は、それほど遠くない昔、身近な物であり、暮らしの道具でした。

金属工芸においては、刀鍛冶は刀の他に鎌や包丁などの生活用品も作り、錺屋(金工細工師)は、装飾品である櫛や簪を製作していました。

しかし、生活スタイルが変化し工業製品があふれるようになると、工芸品は使わないからと日常から切り離されていきます。

そして生活の中から、次第になくなっていきました。

工芸の世界では多くの場合、制作工程は細かく分業化されており、職人はそれぞれの作業のスペシャリストです。

そのため、その工芸全体の需要が低下し分業化された流れが動かなくなると、企画・デザインができない職人たちは、時代に合った商品をつくる事ができなくなります。

技術が素晴らしくても、人々が求める品をつくりだせないのです。

私は個人作家として、その全ての工程をただひとりで行うことで、伝統的技法・技術を活かせるモノづくりを考えています。

今の暮らしにあったデザインを考えながら、地金を造形し、彫り、磨いて仕上げる。そういうモノづくりが、工芸の伝承につながればと考えています。

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作品① 「Zen Maru Ring」
20KYG,SV950,1/40Diamond
58,300円
サイズを合わせてにオーダーとなります。

和彫りの模様はツル・ツタの唐草。唐草模様は、絡み草という語源からも来ており、ツルやツタが伸びていく様を模様化した物です。

ツル・ツタが伸びて絡み合う姿は、まさしく人の生のよう。人と人が出会い、その出会いによって成長していく。そんな様を、指輪1周と内側を通して、和彫りで表現しました。

指輪は平ではなくゆるやかな丸みを帯びています。
また彫りのないところは、光沢を落としたくもり仕上げとなっています。
彫り目だけが光り、その陰影でツルが引き立ちます。


作品② 「Hana Ring」
PT100,SV950,Rhodochrosaite0.47ct
79,200円
サイズはフリーサイズ(10〜16号)
1点のみ

春は確実に近づいてきます。

春の暖かさを感じる、彫金師史郎の定番である「ゆらゆら桜」。そのスペシャリティーバージョンの指輪です。

随所に施された細工。華やかで暖かみを感じていただける作品です。

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