植田明志

粘土という自由な素材が

記憶や想像と混ざり合い

新しくもどこか懐かしさを感じる

それは、なにものにも囚われないカタチ

絵本のように物語を添えて、あなたのもとに

石粉粘土で造形を続ける、[植田明志]。名古屋芸術大学在学時より作品を発表していました。

独立して間もない頃、誰もが先の見えない不安感に包まれてしまいます。

自由ではあるけれど、大きな不安。その中に見え隠れする、かすかな光。

その光は、チャレンジを続けることで自分への期待となります。自分はこれしかできないから、という弱みは、自分だけにしかできない、という強みになっていきました。

名古屋近郊から始めた個展は、皆さまからの応援が増すにつれ、東京へと場を移し、そして近年は、ニューヨークやオーストラリア、北京での展示も開催。大きな反響を呼びました。

独立して7年を過ぎた2021年12月、これまでの軌跡をたどるような作品集「COSMOS」を出版。懐かしさをテーマにした初期作品から、作風の変化を経て、最近のポップな作品へ。背景にある物語と共に、時間の流れを感じさせる一冊です。

そんな作家が、関西にやってきました。展示タイトルは『コスモスの旅』。主役は造形作品ですが、作家自身の成長も感じていただける展示です。

新しい暮らしがはじまる季節に、アーティストと出会うこと。それは、あなたにとっての素敵な光となるかもしれません。

*作家はイベント期間中在店予定です。実演制作も実施します。

photography by 森田直樹 & SPINFROG