天然木に真鍮、シルバー、天然石、シェルなどの異素材を組み合わせて、寄せ木アクセサリーを制作している【 Lightmill 】さん。
天然木の色彩に、異素材によるコントラストや立体感を加えることで、寄せ木の新たな可能性を追求する作家。
海外での展示を経験し、暮らしの環境が異なる中で、自らのクラフトワークをどのように届けるのかについて、多くの気付きもあったようです。
そんな作家からのメッセージ。
ブランド名のLightmill(ライトミル)は、ドイツの伝統工芸品のなまえです。
真空管ガラスの中に黒い羽があり、光を受けると黒い羽が熱膨張し、回転する単純な構造でできています。
光エネルギーが運動エネルギーに変換されているわけです。光があれば…
これがLightmllの基本テーマになっています。
創作活動にとっての光は「ひらめき」です。そのハッとする感覚を、お客様と共有できれば素敵ですね。作り手の「ひらめき」から生まれ、作品となったデザインは、使う人の動きを引き出します。
作り手にとって、自分の作品がどのように使われているのかを想像するのは、ある種の喜びです。自らのデザインが、お客様の暮らしの中でどのような動きを引き出しているのか。。。
さりげない装身具が、皆様の暮らしの中で素敵な「動き」や「光」となりますように。
そして、今回のイベントテーマ「ささやかな循環」を意識した作品として
「抵抗イヤーカフ」
「抵抗ピンブローチ」
一見するとまるで違っているようにみえるもののあいだに類似性や共通性を発見する。
民俗学者 折口信夫氏の提唱する[類化性能]からヒントを得て、デジタルと天然素材の融合を表現しています。
電子部品を用途転換して木の端材と組み合わせた発想は、皆さんに新しい気付きをもたらすでしょうか。
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