使わなくなったもの、廃棄されるもの、自然の中に落ちているもの。そんな素材を無理なく使う、楽しくささやかな循環(=アップサイクル)です。
chippa
手縫いの顔アクセサリーが人気の作家がお届けするのは、素敵なリボンから生まれました。
贈り物、それは人への想いが包まれ、贈られます。そこに用いられる華やかなリボン装飾。贈る人の気持ちをのせて、幸せな瞬間のためだけに使われたリボンたち。
捨ててしまうのは惜しい!
美味しいお菓子はリボンもカワイイ!
それを手縫いアクセサリーに盛り込んで、幸せなが循環するような作品ができました。
coccinea
糸のアクセサリー作家。
制作としていると、捨てるには惜しい美しい糸の断片が残ります。編むことはできないけれど、存在感のある糸のカケラたち。
リユースして樹脂と合わせ固めることで、きらきらと粒のようなアクセサリーになりました。
編む、縫う、にとらわれず素材の使い方をかえることで生まれた「糸粒」です。
ヴィンテージパーツから型をとったデザインなど個性のバリエーションを増やしています。
coccineaさんの出店は1/2 – 1/6。
小島亜伊
七宝ジュエリー作家。 七宝の土台に使う銅板の端材と、七宝釉薬を洗う際に出る廃棄素材、ガラス質の微粉を使用したアイテム。
銅端材を立体に組み…
廃棄されるガラス質微粉を使って焼くと…
七宝制作の過程で廃棄物で終わってしまっていたものが、想像を越えて面白いものに!
出店は 1/2 – 1/6です。
ガロチャ
トヨタ紡織と、革作家ガロチャ のコラボレーション。
大きな企業とその地域の個人作家が、タッグを組んで廃棄物を減らす。ありそうで難しかった取組みがはじまりました。
最高級車のシート製造時にでる合成皮革の端材。それをパッチワークしてシューズ、キーケース、財布、などへ。
廃棄素材の色が限られていても、パッチワークすることによって個性のバリエーションが広がります。それは個人作家が手掛ける良さがあります。
クルマ好きには気になるこのアイテム。素材から選んでセミオーダーいただくことも可能です。
ガロチャ本人の出店は後半の1/7 – 1/11ですが
今回のテーマ「ささやかな循環」に沿ったこれらのアイテムは、1/2から展示販売します。
りなの村
張り子作家 りなの村。
テーマに沿って作ったのは「circulation of trees」
不要となった包装紙や紙パック、文書などを、いちど水の中で細かく溶かしてから「再生パルプ」とし、「落ちている小枝」を枠にして、つくった、装飾オブジェです。
「木」を原料としてできた「紙」。様々な「紙」が「再生パルプ」になり、そして「新しい木々のオブジェ」へ。
役割を終えた素材が元の形に戻り、新たにスポットライトを浴びる「ささやかな循環」です。
さて、この再生された「木々」。張り子たちと飾ると「村」感が出て、良い感じです。「村」という漢字には、人が腰を落ち着ける木のある場所という意味があるそう。
お部屋の中にそんな場所ができるかも。
りなの村 の出店は 1月2日〜6日です。
BUChy
世間にアップサイクルという言葉が浸透する前から、10年以上にわたり、廃棄素材利用で作品を製作し続けている[ BUChy ]
画像は、新しくはじめた、電車やバスなど公共交通機関の座席で使われるモケット生地の廃棄素材を使ったバッグです。 今回のイベントでは、車のシートのバッグと財布。野球のグローブ革の財布。スニーカーのカンガルー革財布。B反デニムバッグ、などを出品。
BUChy 全期間 (1/2 – 1/11)出店です。 ▶ 作家紹介はコチラのページから
mgm
布地の製造で出てしまう「端耳」。 「端耳」はそのままでは廃棄素材ですが、副産物として再利用する取組みも始まっているそうです。
上の画像は一宮市の工場から出たものを、手織り作家 [ mgm ] が 、一宮ファッションデザインセンター(FDC) 経由で譲り受けたもの。 CreFes New Yearの会場では「端耳」を使用した装飾で、その存在を一般のお客様に伝えつつ、作家[ mgm ]が端耳を使った新たなアイテムを提案します。
Cuchico.
「木とデニム」
デニムパンツを裾上げした際の端生地を木で包みこんだリング。
それぞれの素材の経年変化も楽しみな品です。
木のアクセサリー制作で、異素材との組み合わせアイテムを考える中、デニムブランドとの出会いをきっかけに生まれました。
端生地は「EL Canek」さんから。
EL Canekさんからは、隠しリベットやタグも提供していただき、木と合わせてリングに。そちらはリユースではないですが、ある素材が異なる作り手の手に渡り、本来の用途を転換することで新たな価値が生まれる。そんなファッションアイテムです。
Guchico.の出店は 1/7 – 1/11です。
tantaka.
「いろんなカオ」
金属を扱っていると、いろんなカタチの端材が出てきます。
溶かして新しい材料にしてもよいのですが、ちょっと視点を変えてみると、偶然出来たこのはじっこいいやん! と思うことも。
とはいえ、それだけではデザインとして作品になりません。
そこで少しづつ貯めていったはじっこ達で、顔を作る事にしました。いろんなはじっこ達をいろんな顔に。はじっこのパワーをご覧ください。
皮革作家さんやガラス作家さんから頂いたはじっこも加わった「コラボでいろんなカオ」も登場します。
こじましほ
制作からでる端切れ、端材、を使い切るという作業は
普段から多くの個人作家がやっている取組みです。
布を扱う作家から、ハギレを譲り受け、
それを作品作りに使い、
さらに残った小さなハギレで作られた
おっさん人魚の「うろこ」。
こじましほの作品。
もともと布作家が使う1ロールも
アパレル工場からでる残布であることも多いので
これは、
ハギレのハギレのハギレのハギレ
の有効利用なのかも。
「循環」してます。
(画像作品にはこじまさん自身が購入した布ハギレも含まれています)
小栗里奈
イベントテーマ「ささやかな循環」を表現するインスタレーション。
作家であり遊び場キュレーターでもある 小栗里奈 が、 緩衝材でつくる空間です。
荷物運搬時に使用される緩衝材は、使用後はほとんどの場合、廃棄されます。輸送の脇役である緩衝材を集めることで、空間の主役になり美しい装飾に変身する。「用途を転換することで楽しさが生まれる」体感を届けします。
会場内の2箇所に設置しています。それぞれ異なる体感を会場にてお楽しみください。
廃材から自由につくろう 1/2〜1/6
『富宝島輝(フホウトウキ) WORK SHOP』
アーティストyüsamajka(ユサマイカ)が手掛けるワークショップです。
廃材、可愛くて思わず取っておいてしまう素材、世界中のおもちゃ、など様々な素材を選びながら、作品やアクセサリーを作りましょう。
見慣れているモノや棄てられていくモノが色んな顔になり自由に存在することで、人の心はどんな形にもなり、どこへでも行ける可能性を持ち得ることを忘れないように、そんな想いを込めたワークショップです。
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