陶と金属のアクセサリーを手がける、作り手。そのモノづくりへの丁寧さは、作品に滲むように現れています。
作家からのメッセージをお届けします。
陶磁器と金属の異素材を組み合わせてアクセサリーやオブジェなどを作っています。
陶磁器は質感の幅がひろいこと、金属は壊れにくく繊細な表現も可能なこと、それぞれの素材が持つよさを引き出したいと思っています。
陶磁器×真鍮のブローチものでは、ブローチピンを鑞付けしています。
陶磁器製のヘアゴムも頻繁に可動する部分ですので、ボンドを使わないようデザインに試行錯誤しました。壊れにくく、長く使えるものを制作しています。
そして、イベントテーマ、ささやかな循環に沿って、
うまく焼き上がらなかった作品に、ふたたび命を吹き込んだオブジェを制作しました。
上画像のシリーズは、「Re:ngo」 リンゴとよみます。再生の意味があるReをあえてつかいました。
左側2点は漆塗りのリンゴです。うまく焼けずに陽の目をみることのなかったリンゴオブジェ。その生地に漆を塗り、作品として再生しました。
右側2点は、失敗作品の陶片やシーグラスを埋め込んで焼成したものです。
++++CreFes クリフェス++++