Ceramic art accessory 千花

「ワタツミ」。それは海の神々。波が砕けて泡になる瞬間のような景色をイメージし、ほたる彫の技法で表現した作品。

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宮崎市で陶磁のアクセサリーを制作している作家からのメッセージ。

私が使っているのは磁器(ceramic)。原料である陶石は、宝石と同じ地球のひとかけら。

そのままでは輝くことはなく、人の手を通じて洗練される、宝石と比べると、静かで儚げな「陶」という素材。

だからこそ、少しの温もりを宿す事ができる。たくさんの可能性を秘めた「陶」は私にとって宝物なのです。

She is an artist who produces ceramic accessories in Miyazaki, Japan.

message from her below.

The raw material, ceramic stone, is a piece of the earth, just like a gemstone. Compared to jewels, ceramic has a quiet atmosphere and is fragile material. It does not shine as it is. That is why, I think that it can be imbued with a little warmth. Ceramic, with its many possibilities, is a treasure for me.


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風の形をイメージしたイヤリングやピアス。


上画像は、宮崎の砂浜で砂鉄を採取するところからスタートした作品。

そしてジャムやコーヒーなど家庭で出た廃瓶ガラスを合わせ、ガラスの透明感を活かす新しい試みも。

ふぞろいなガラスのカケラの中から、どれが相性の良いかな?と一つ一つ探し、ピタッとはまったら、もう一度窯に入れ焼いて溶かし合わせます。
タイトルは admire -憧れ-

自分が見てみたいと憧れた物を作ろうとした時、いつもそのデザインは最終的に自然・偶然に委ね、私はただ、何かを宿したモノが生まれてくる事を祈るばかりです。

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下画像は、日本神話に想いをはせて、イメージをふくらませて生まれた作品たち

作家が生まれ育った宮崎、そこは日本誕生に関わる神々が降り立ったとされる場所

自然の中に残る神々の見た景色をモチーフにしたものや、神が舞い降りるイメージ…
神話の世界観を解釈してデザインに落とし込んだシリーズ。

… そんな神話シリーズも制作している作家が旅する方にオススメするのは、宮崎県の神社巡りだそう。

よく知られる青島神社は、亜熱帯植物が自生する小さな島に立地し、海とジャングルを一度に楽しめます。

そこから車で30分ほど南にある鵜戸神宮では、波が打ちつける断崖を下ると洞窟があり、その中に本殿があります。 日向灘の絶壁で絶景とスリルを!

他にも神話に関わる神社は多く、数日かけてゆっくり巡ることで宮崎が体感できるかもしれません。


青島神社Webページより引用


鵜戸神宮ご提供画像

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