今回のCreFesイベントのテーマ 「はじめる。つづける。」のビジュアルを描いてくれた、[すずめや]さん
手製本ノートの作り手です。


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ちいさくて、いつもそばにいて、さえずっている。
そんな すずめのようなモノづくり。
これから物語の始まる本、無地の本を綴じている製本家です。
長く京都で活動をしていましたが、数年前にイーハトーブ、岩手に移住しました。
ちいさなノートに想いをこめて、時におおきな空間に想いをひろげて
その時々の心の様を届けてくれます。
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すずめやさんからのメッセージ
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ちいさなころの落書きや、急いでいた時のめちゃくちゃなメモをみつけて、ふと頬が緩んだことはありませんか。
あの時はこんなだったな、って。つらいものと一緒でも、うれしかったことと一緒でも、文章にはならない物語の一片がたしかにそこにあることを、見つけたことはありませんか。
すずめやは、これから物語が始まる本しか扱わない本屋さんです。
だから無地のノートです。
なにを書いてもかまいません、途中でやめてもかまいません。
いつかまたノートをひらくとき、ふっと微笑むあなたとの時間を作りたいです。
そんなふうに、あなたの日々や一片を大事にしたいと思っています。
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そんな作家が、今回のイベントテーマ「はじめる。つづける。」ビジュアルとして描いた抽象画パネル作品がこちら。会場にて展示販売いたします。

はじめる。朝か夜かもわからず、あれが道なのかもわからないけれど進むことになった。
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つづける。夜が明けたのだということはわかったけれども、まだもやもやとして手探り進む、どうなるかわからない、でも周囲は明るくて歩いていける、たまにキラキラするかも。
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抽象画 パネル作品について
ずっと本を作り続けて何万枚と紙を折り、何万枚も本のために紙を染め続けてきたその先一歩、ちょっと違う場所に足が向いた。
いったいこれがなんなんだか、どこなんだか、まだわかんないんだけど、おそらく書物の1ページ。白紙の本よりももっと寡黙で、おしゃべりな、なにものでもないような顔をした、なにか。
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作り手が2018年から ”はじめて”、いまも ”つづけている” ブログのテキスト。楽しみに読んでいる方も多いと思います。それをまとめたブログ本も、今回のCreFesに登場します。
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イベントの最新情報は
CreFes 公式 instagramから↓