Nozomu SHIBATA

三重県・いなべ市を拠点に、モノづくりの可能性を模索する Nozomu SHIBATA(柴田望)。

鍛金(たんきん)技法で作られたアートオブジェが海外からも注目されるアーティストです。

そんな作家がいつも口にするのは

 何かにチャレンジしたいなと思った時
「でも×××だからな…」と、つい出来ない理由を探してしまいがち。
 だけど「できるかな」と思って始めてみると、意外とできてしまう。
 

自分がやりたいコトを実現していく小さな積み重ねは、やがて「できる」という確信になります。そんな風に自分らしさを実践していったのが、作家本人です。

ノルウェーへの留学や、いなべ市への移住を経て多様な視点を取り込み、暮らしの中で表現してきました。それは緻密な手仕事により装飾されたファインクラフトであり、そして心から芽吹いた想いを社会に投げかける現代アートでもあります。

現在の創作の視点は、田舎暮らしの日々にあります。人生のパートナーである植物アーティストの [しばたかよこ]と共に、大切な瞬間の情景を、暮らしの中で造形していく。

妻と動物たち、そして何より、子どもと過ごす時間から生まれる気づきを大切に。


イベントテーマ「はじめる。つづける。」 それに向き合った作家は、どうして鍛金を続けているのか、考えました。

 鍛金でのモノづくりをはじめた理由は、欲しいものが売っていなかったこと。それなら気に入ったものや不思議なものを自分で作って、満足したかったからです。
 つづけている理由は、難しくて目的地に到達できず、まだまだ確かめたいコトがあるから。つづけていたらやれることが増えて、取り組みたいことも増えてしまう流れになっています。


じっくり考えると、いろいろありそうですね

そして、つづけていたら、あらたに、はじめてみる、こともあるそうです。


 自分が欲しいものではなかったのだけど、誰かのリクエストがキッカケで作ってみたら、自分でも使いたくなることもあります。
先日、いなべ市の美容院さんからのリクエストで納品したお香立てが、その例です。アロマやお香を焚く習慣のない僕ですが、香立てを作ってみると、使う事に興味が湧きました。
 その美容院で扱っている素敵なお香を購入し、特別なときに焚いてみることに。
CreFesで皆さんにご紹介できるよう、お香たても追加制作。
 素材は真鍮製、削り出し。素地の金色のバージョンと、緑青仕上げのものがあります。


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