ちいさくて、いつもそばにいて、さえずっている。
そんな すずめのようなモノづくりを心がけているという [すずめや]さん。
これから物語の始まる本、無地の本を綴じている製本家です。
長く京都で活動をしていましたが、イーハトーブ、岩手に移住しました。
手製本というと和小物? とおもいきや、実はアートな人。
ちいさなノートに想いをこめて、時におおきな空間に想いをひろげて
その時々の心の様を届けてくれます。
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そんな すずめやさんから 暮らし&制作活動のメッセージ…..
作り手のありのままって 面白いかも
そんな発想から紹介する「1枚の写真」です
この写真は 我が家の 猫 です。
一瞬の隙をついて私の 作業台 に陣取りあくびをかます、若い猫。
彼は自分の暮らしが、この仕事によって支えられていることを、いままでもこれからも知らずに、ただ安心して生きている。
ひとの日々の一片を綴じ込めるノートというものを作りながら、こうして同時に家族の日々も作っていく。
……..
ちいさなころの落書きや、急いでいた時のめちゃくちゃなメモをみつけて、ふと頬が緩んだことはありませんか。
あの時はこんなだったな、って。つらいものと一緒でも、うれしかったことと一緒でも、文章にはならない物語の一片がたしかにそこにあることを、見つけたことはありませんか。
すずめやは、これから物語が始まる本しか扱わない本屋さんです。
だから無地のノートです。
なにを書いてもかまいません、途中でやめてもかまいません。
いつかまたノートをひらくとき、ふっと微笑むあなたとの時間を作りたいです。
そんなふうに、あなたの日々や一片を大事にしたいと思っています。
森の中から生まれる 葉の自然の形状を写し取った作品も。
なにもかもが一枚の葉っぱから
一枚の紙から
一粒の石ころから始まるのかもしれません。
葉っぱが集まって森となり
紙が束になって本となり
石ころが磨かれて輝く宝石となる。
こぼした絵の具が折り重なって
奥行きのある表情を作っていくのは
途方もない数の昨日を過ごしてきた今までと
同じことかもしれません。
/////// CreFes ////////
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