すずめや 手製本ノート

ちいさくて、いつもそばにいて、さえずっている。
そんな すずめのようなモノづくりを心がけているという【すずめや】さん。

これから物語の始まる本、無地の本を綴じている製本家です。
長く京都で活動をしていましたが、イーハトーブ、岩手に移住しました。

手製本というと和小物?、とおもいきや、実はアートな人。

ちいさなノートに想いをこめて、時におおきな空間に想いをひろげて
その時々の心の様を届けてくれます。

そんな、すずめやさんからのメッセージ。

ちいさなころの落書きや、急いでいた時のめちゃくちゃなメモをみつけて、ふと頬が緩んだことはありませんか。
あの時はこんなだったな、って。つらいものと一緒でも、うれしかったことと一緒でも、文章にはならない物語の一片がたしかにそこにあることを、見つけたことはありませんか。

すずめやは、これから物語が始まる本しか扱わない本屋さんです。
だから無地のノートです。

なにを書いてもかまいません、途中でやめてもかまいません。
いつかまたノートをひらくとき、ふっと微笑むあなたとの時間を作りたいです。
そんなふうに、あなたの日々や一片を大事にしたいと思っています。

森の中から生まれる 葉の自然の形状を写し取った作品も。

なにもかもが一枚の葉っぱから、
一枚の紙から、
一粒の石ころから始まるのかもしれません。

葉っぱが集まって森となり、
紙が束になって本となり、
石ころが磨かれて輝く宝石となる。

こぼした絵の具が折り重なって、
奥行きのある表情を作っていくのは、
途方もない数の昨日を過ごしてきた今までと、
同じことかもしれません。

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