Nozomu SHIBATA

地域や社会をより楽しく変えていくために、三重県・いなべ市を拠点に、モノづくりの可能性を模索する Nozomu SHIBATA(柴田望)。

鍛金(たんきん)技法で作られたアートオブジェが海外から注目されるアーティストです。

そんな作家がいつも口にするのは

 何かにチャレンジしたいなと思った時
「でも×××だからな…」と、つい出来ない理由を探してしまいがち。
 だけど「できるかな」と思って始めてみると、意外とできてしまう。
 できるという気持ちが工夫を生むんです。

自分がやりたいコトを実現していく小さな積み重ねは、やがて「できる」という確信になります。そんな風に自分らしさを実践していったのが、作家本人です。

ノルウェーへの留学や、移住を経て多様な視点を取り込み、暮らしの中で表現してきました。それは緻密に作り込まれ、手仕事により装飾されたファインクラフトであり、そして心の底から芽吹いた想いを社会に投げかける現代アートでもあります。

現在の創作の視点は、家族との日々にあります。人生のパートナーである植物アーティストの [niche18]と共に、大切な瞬間の情景を、暮らしの中で造形していく。

妻と動物たち、そして何より、子供と過ごす時間から生まれるものは…

 作り手の ありのままって 面白いかも 
 「1枚の写真」の 小さなストーリー

『息子』の写真

 ▽ 作家のメッセージ ▽

「ねぇ!父ちゃーん!!」
自宅と同じ敷地にある工房には、こちらの都合などお構いなく、幼い息子が侵入してきます。

釣りに行こう!ボール遊びをしよう!とか、時には仕事手伝うと言い張る。
この時は「山登りに行こう! 行くまでここで待ってるから!」と、火花を散らして溶接中の父を、遮光ゴーグルをかけて仁王立ちで待っていました。

なかなか進まない作業。独り暮らしだった時とは違って、じっくり構想を練る間も少なくなった気もして、苛立ってしまうことも。けれど、この写真を見るたびに、なんだか笑ってしまいます。

彼なりに父の作業を理解してゴーグルをして、仕事の大切さも尊重して、待ってくれているのです。
早く山に行こう!と待ちくたびれながらも、父である僕のモノづくりが上手くいくように、守ってくれている、そんな一枚の写真です。

.

そして、新しいチャレンジを
ワークショップ開催です!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E6%8C%87%E5%B7%AE%E3%81%97%E7%95%AA%E5%8F%B7-check.png

<Workshop タイトル>

「金属アートの端材で作る」サークルペンダント

<内容>

金属板を叩いて立体にする鍛金技法でアート作品を制作していると、金属板を切り出す際に端材がでます。それらをアップサイクルして個性的なカタチに作り変えてみましょう。

端材は、作家の創作から生まれた意味のあるカタチをしています。それを材料としあなたのアイデアを加えることで、作家と共にカタチを生み出すようなワークショップとなります。

端材感はそのままに、尖っている部分を削ったり、叩いてテクスチャーを入れたり。そしてリベットで留めて輪の形に仕上げます。最後に紐を通す金具を付けたら、銅のサークルペンダントの完成です。

端材の形はさまざまですので、組み合わせを変えて他の色々な形も作れます。刻印を入れるのも良いかも知れません。  

やりたいアイデアが思い浮かんだら、作家に相談しましょう! きっと実現できます。

.
.

<開催日時> 5/3〜5/7 , 受付時間 13時〜19時
      (5/6は15時〜19時の受付です)
      予約可能時間はこちらの予約ページからご確認ください。
      作家が空いている時は会場でも随時受付可能です。

<参加費> 3,600円+税 (3,960円)

<必要時間>  60〜90分 程度

//// CreFes ////

.

.

最新情報は instagramから

.