山野実優

陶磁器を制作する山野さん。日常で芸術に接することのない方々にも、作品に触れることでポジティブな機会を提供したいと考えているとのこと。
本人からのメッセージです。

わたしが作る作品は小さなものが多いです。そんな小さなものでも ひと時の休息を与えられるような、そんな作品を目指しています。

誰かが余裕を持って生きることで、その周りの人達にも余裕ができ、良い暮らし繋がっていくのではないでしょうか。

「自分の作品づくりが、巡って、誰かの良い人生につながる」ように。


そんな作り手の心に残る風景は…..

作り手の ありのままって 面白いかも 
「1枚の写真」の 小さなストーリー

「大学時代の なんてことのない日常の写真」

大学生の頃、毎日のように大学内の工房に入り浸っていました。
朝から晩まで工房で制作し、同級生とたわいもない話をし、夕焼けが美しい日にはみんなで工房の外に出て写真を撮りあう。
制作に行き詰って悩んだり、自分には才能がないと落ち込んだりと、苦い思い出も多い学生時代。
ですが、それ以上に友達と語り合った思い出や、努力した思い出が多く詰まった、とても色濃い体験でした。
その記憶が、続けてみよう、もう少し頑張ってみようと、今のわたしの背中を押してくれるのです。